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口腔顔面痛(原因不明の歯痛、顔の痛み、顎関節症)に慶應義塾大学での永年の経験と米国口腔顔面痛専門医資格を持つ和嶋浩一が対応します

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2026年9月の記事:ブログページ

口腔顔面痛の診断、治療はどうなるだろうか

口腔顔面痛の診断、治療はどうなるだろうか
顎関節症を含めた口腔顔面痛の今後はどうなるのか。臨床診断推論の主体はAiの進歩を最大限に取り入れて、任せることになるでしょう。
患者さん構造化問診表を記入してもらうか入力してもらうと、その後の鑑別診断の列挙とそれぞれの疾患の確認のための検査法はAiが考えてくれる、Ai指示の検査のなかで画像診断等はAiが正確に実施してくれます、いくつかの検査は歯科医師で無ければ出来ない事があります。その代表が筋・筋膜疼痛診断のためのトリガーポイント触診、神経障害性疼痛診断のための感覚検査です。将来、ハプティック技術が進歩すると人間の手よりも正確に検査してくるようになるでしょうが、暫くは無理なようですから、現状ではちゃんとしたトレーニングを重ねて、正確に検査が出来るようになりましょう。Aiが診断を出してくれた後の治療法に関しても完全にAi任せです。結論としてAiの真面目で間違いの無い能力を最大限に活かし、手による正確な検査結果を追加し、Aiの足を引っ張らないように進めるHybrid方式になると思います。
8月30日に既受講者を対象として復習対面診察法実習を終えて、3日間ポッカリと予定が空きましたので、のんびりしながら、ブログをいくつか書きました。明日からは現実に戻り、月末のインドネシアの二つの大学でのハンズオンセミナーの準備をします。
 
2026年09月02日 14:56

歯科治療の大きな変化 インプラントはどうなる

歯科治療の大きな変化
私が歯科医師になった50年前は子供の乳歯のランパントカリエスと言う言葉があり、歯学部病院の小児歯科は非常に混雑していました。街にも小児歯科の看板が目立っていました。ところが今やお母さんの頑張りにより乳歯のう蝕は皆無に近いでしょう。小児歯科は予防歯科と咬合誘導に対象を移しています。もう一つなくなったモノが、総義歯の名人と言われる先生が全国各地にいて、講習会が盛んに行われていました。それ位に無歯顎の人が多く、上手に総義歯を作ることが歯科医院の売りになっていました。今ではインプラントにとって変わられて、そのような話しは聞きません。そのインプラントですが、患者の咀嚼、発音にとってもメリットは大きく、歯科医師側にとっても経営的に大きなメリットになっています。しかし、今後5年経った時に、総義歯専門医同様に東京都内で大きな欠損があってインプラントを必要とする患者がどの程度いるのか、インプラント専門医院は無くなっている可能性があると思っています。このような波はジワジワと地方へと拡がっていくと思います。私がOn-lineセミナー等でこのような話しをすると、まだまだ義歯の患者さんがいるしインプラントの需要もあると言われますが、2030年には現実になっていると思います。
インプラントには近い将来にはもう一つ問題が生ずると思っています。医科では審美医療が隆盛を極め、2年間の研修を終えた医師が審美医療機関に就職し年収二千万円得ている事を直美と揶揄されています。その審美医療が患者さんは増えているが、それ以上に医院数が急増し過当競争による倒産例を増えてきたという話しがあります。歯科におけるインプラントは少し違って、患者が増加傾向にあった今までは良かったが、今後減少傾向になった場合には治療費のダンピング競争が生じ、元々の材料費が高いことも相まって利益幅が狭まり、施術時間等と合わせて考えると、コストパフォーマンスはそれ程良いのもではなくなる可能性があります。
 
2026年09月02日 14:55

歯科治療の展望 将来を左右するのはAiか

歯科治療の展望 将来を左右するのはAiか
生成Aiの進歩はめざましく、既に医療にも応用され、医療そのものが変わろうとしています。2020年頃に米国医師会から出された2030年の望ましいAi活用の予想では、医師が生成Aiを上手く使って診療するHybridタイプが望ましいだろうというものでした。しかし、2024年の時点ではHybridにした場合、医師の判断がAiの足を引っ張って正しい医療が行われなくなるので、Aiに任せた方が良いだろうという結果が出ています。2024年から今までのわずか2年足らずの間のAiの進歩はさらに急速ですか早急な対応が必要になっています。その中でAiでは対応困難な領域は手術だと言われていて、歯科に照らし合わせてみると、歯を削って充填、冠の装着、インプラント、外科手術などはやはり歯科医師しかできないのだと思います。一安心ですね。
ところが、歯科治療にはべつな変化が押し寄せています。歯科治療で最も多いう蝕は今以上に少なくなるでしょう。う蝕で始まったⅠ本の歯が一生涯の間に何回歯科治療を受けるのか、一回ではありません。初期う蝕の充填、充填物が脱落して再充填、う蝕が進行して歯髄処置、そこに土台を作り冠を被せる、抜歯に至ることもあるでしょう、抜いた後は前後の歯を使ってブリッジかインプラント、何本も歯がなくなった場合には局部義歯かインプラント、このように一歯のう蝕に対して一生涯の間に何回も治療を受けていました。
ところが、口腔衛生習慣の普及によって虫歯が大きく減っています。昭和40~50年代には九割以上の子供達に虫歯がありましたが令和7年度の調査では虫歯がある中学生は約25%、約4分の3には虫歯が無いのです。中学一年生の永久歯のひとり平均虫歯数は1本未満(0.5~0.6)まで減少しています。この数字は歯科治療の回数が4分の3に減ると言う以上に階乗的に減ります。歯周病も同様に減少していますから、歯科医療を受ける回数は非常に少なくなります。このような傾向は東京においては顕著で、近い将来、東京都内の歯医者さんは暇になるだろうと思っています。
2026年09月02日 14:44

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