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口腔顔面痛(原因不明の歯痛、顔の痛み、顎関節症)に慶應義塾大学での永年の経験と米国口腔顔面痛専門医資格を持つ和嶋浩一が対応します

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口腔顔面痛診療の均てん化

口腔顔面痛診療の均てん化
均てん化とは、「全国どこでも、誰でもが等しく質の高いサービスや技術を受けられるようにし、地域や人による格差をなくすこと」です。
ここ数年の自分の活動を振り返ると、自分のために口腔顔面痛の知識、診療のレベルを高めることから、口腔顔面痛診療の均てん化を目指す活動に移行しています。最終目標は各県に少なくとも一人基本的口腔顔面痛診察が出来る人を育成し、その人とD to P with D (Doctor(口腔顔面痛専門医)to P(口腔顔面痛患者) with D(基本的口腔顔面痛診察可能歯科医師))様式のオンライン診療ができる体制を作ることです。その中で、一番の課題は基本的口腔顔面痛診察が出来る人の育成です。
歯学モデルコアカリキュラムに代表される歯学部における口腔顔面痛教育、国家試験出題範囲に取り入れてもらう事などから新卒歯科医師に最低限の口腔顔面痛知識を持ってもらうための枠組みは出来ています。ところが、新卒の歯科医師が臨床の場で口腔顔面痛の診療が出来るかというと、無理です。
歯科医師は学生時代の教育、ポリクリなどで歯の解剖を知り、歯を削り、充填、被せることが出来る様になります、卒業後は学生時代の経験を活かして、その延長線上で一般歯科臨床を展開して行きます。要するに一般歯科臨床は学生時代の教育により、卒後に自学自習が出来るようになっていて、極端に言うならば、1年間の卒後研修を終えたらすぐ開業しても一人で毎日の臨床の中で自学自習しながら一般歯科臨床を高めて行けるという事です。
ところが、口腔顔面痛、顎関節症に関しては学生時代の教育が不十分で、その後に自学自習できるまでの基本教育を受けていません。
解決策は、D to P with D (Doctor(口腔顔面痛専門医)to P(口腔顔面痛患者) with D(基本的口腔顔面痛診察可能歯科医師))様式のオンライン診療のための基本的口腔顔面痛診察の個別トレーニングです。
ここまで書いたところで、8/1にInternational Association for Orofacial Pain (IAOFP)のMid-summer meetingがありました。内容は世界各地区における口腔顔面痛の現状報告でした。口腔顔面痛患者は世界中にいますから歯科の中で誰かが治療している。国が認定の口腔顔面痛専門医制度は米国、ブラジル、韓国(Oral medicine)だけにあり、国によっていろいろな専門科の口腔顔面痛専門家が治療している。いずれにしても専門医の数は少なく、ブラジルでは口腔顔面痛専門医は全歯科医師の0.1%だそうで、診察を受けるのが大変だと言う事です。米国でも専門医のいない州が半分以上でしょう、ちなみにハワイには口腔顔面痛専門医はいません。
共通した問題点は、1)学生教育で共通したカリキュラムがない、2)ちゃんとした卒後教育プログラムが無い、3)保険適応になっていない、4)口腔顔面痛専門外来が少ない、5)多職種連携センターがなく、理学療法・心理学・神経内科と歯科が同じ施設内で診療しているところはない、6)紹介システムが明確でない、7)専門医の診察を受けることが地理的に困難である。
やっぱり解決策はD to P with D (Doctor(口腔顔面痛専門医)to P(口腔顔面痛患者) with D(基本的口腔顔面痛診察可能歯科医師))様式のオンライン診療である。
2026年08月03日 20:38

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