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口腔顔面痛(原因不明の歯痛、顔の痛み、顎関節症)に慶應義塾大学での永年の経験と米国口腔顔面痛専門医資格を持つ和嶋浩一が対応します

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オンライン相談 日本口腔顔面痛学会専門医マップ

口腔顔面痛の診療はどこでも受けられる状況にありません。東京都内は幸いに大学に専門医の在籍して診療していますし、当クリニックの様に専門クリニックもあります、しかし、東京から離れると専門医はほとんどいません。日本口腔顔面痛学会は口腔顔面痛診療の均てん化を目指して、各県に最少でも一人の専門医がいる状況になってほしいと思って、研修活動をしています。

口腔顔面痛の主体をなす非歯原性歯痛という概念が歯科界に少しずつ広がり、一般歯科医師の方々が痛み診断のなかで、患者さんの訴える痛みの原因がはっきりしない、どうも歯には原因がないと思った時に、歯の原因ではない痛み 「非歯原性歯痛」ではないかというアイデアが浮かぶようになってきています。以前は、原因不明、異常なしとして、痛みがあることに懐疑的な目を向けられることもありましたから、非歯原性歯痛を思い浮かべてもらうだけで非常に喜ばしいことです。
ところが、非歯原性歯痛が疑いが挙がっただけでは痛みは収まりません。非歯原性歯痛の原疾患の診断をして、其の疾患の治療をしなければなりません。この原疾患診断と治療は口腔顔面痛専門医でなければできません。 口腔顔面痛専門医が近くにいなかったらどうしましょう、このような悩みが現状です。専門医の数を増やし均てん化を達成するにはまだまだ時間が必要ですが、日本口腔顔面痛学会では専門医マップを作って、専門医探しの手伝いをしています。https://jorofacialpain.sakura.ne.jp/?page_id=2959
近隣に口腔顔面痛専門医がいない状況は日本だけではなく、世界中で同じです。現在、世界中の至るところに日本人が住んでいます。其の方々の中にも口腔顔面痛を患い、地元の歯科にかかったが全く治らず、苦しんでいるという声を聞きます。このような声は、海外在留者の日本に住んでいる家族の方が当クリニックを見つけて相談してきてくれます。家族との会話ではなかなか症状が伝わらず、海外在留者とメールで相談になったら、電話で話すことも増えてきました。解決策が生まれて喜んで頂くことになっても、費用の問題が生じます。 解決策としてオンライン相談を始めました。 風の杜歯科 オンライン相談 http://kazenomorishika.com/online.php
コロナ禍のなかで国内ではオンライン診療が一気に広まりました、同様のシステムを活用して、症状を聞き、相互に画面で顔を観ながら納得の行くまで話ができます。
このシステムは海外だけではなく、国内においても活用でき、とりあえず今の痛みを相談したい、近くに口腔顔面痛専門医がいないので、今後どうすればよいか相談したいなどに活用してもらっています。
オンライン相談の後に、主治医と相談して、主治医の治療をzoom等を介してLiveでみせてもらい、こちらから診査法、治療法等を指導することもできるようになっています。
デジタルの進歩をどの様に活用するか、更に先に歩を進め、発信していきたいと思っています。
 
2021年10月06日 17:06

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