ワシントンD.C.地下鉄発見

今回の旅で地下鉄に関する私の発見、地下鉄の構内の構造、建築がどの駅も同じです。天井が高く、がっちりと作られています。米国の首都だからひょっとして戦争に備えたシェルターかなと思い、帰って調べてみました。ワシントンD.C.を走る地下鉄の多くは旧ソ連との冷戦時代に作られたもので、シェルターの役割を果たしているそうです。一部は核シェルターの機能を持っていて、地下深くに作られているという話しもあり、地下150mに作られている駅もあるそうです。
地下鉄二つめ、同じ駅を異なる路線が走っていて乗り換えができることと書くと日本の乗り換えを思い浮かベルと思います。私の最寄り駅赤坂見附は丸の内線と銀座線の上り下りのそれぞれが同じホームにあり、乗り換えが便利です。ところが、ワシントンD.C.の地下鉄は全く違っていて、同じ線路を異なる路線の地下鉄が時間差で走っています。降りたホームで待っていると異なる路線の車両がやってきます。
三つめ、ワシントンD.C.市内の地下鉄とバスは全てWashington Metropolitan Area Transit Authorityの運営なので、SmarTrip Card一枚での乗れます、さらにすごいことは地下鉄、バスに乗り換え時には割引になりバス代がタダになるようです。乗り換え時間の制限は判りません、少なくとも10分程度では適用されます。
わざわざWiehle-Reston East駅まで行って、シニアSmarTrip Cardを買った価値がさらに高まりました。地下鉄が空港に乗り入れるまでは、空港からバスでWiehle-Reston East駅に行って乗り換えていたようで、ここにシニアSmarTrip Cardの販売も含めて事務手続きが収約されているようです。
最後はハラハラ、驚きでした、学会場はホテルからバス、地下鉄を乗り継いで40分余りのところ、1日目の金曜日はホテルを6時半くらいに出て、順調に進み7時過ぎに会場について、朝ご飯食べながら知り合いとやあやあと6年ぶりの再会の挨拶。翌日は朝7時から特別プログラムがあるとのことで、ホテルを6時半前に出て、バスで地下鉄乗換駅に到着。ところが駅のシャッターが閉まっているのです、駅の前の道ではクレーン車が止まって、これから何かの工事の準備、この工事なので駅が閉まっているのだろうと思って、交通整理のコーンを置いている人に別な地下鉄の入口は何処だと聞いたら、あっちと指さす。その方向に進んだら駅の入口はあったが、同様にシャッターが閉まっている。こんなことがあるのか、他に手段はないかと思って近づいたら、閉まったシャッターの前に私のようにお上りさんがもう一人いました。 何で閉まっているのでしょうと聞いたら、判らないという返事、そして、次の駅に歩いて行くと言う。しばらく待っていると、もう一人来ました。その人にも聞いたら、Googleで調べて、今日は7時から運行されるという返事、7時までもう少し待てば行けると安心とともに、なんで7時なの、昨日は7時前に動いていたのにと思いました。ところが7時になってもシャターは開かない、何でと思っていたら15分くらいして係員が出てきてシャッターを開けてエスカレーター動かして、入っていいよという合図。
これも、後で調べたら平日は5時始発だが土日は7時始発ということで、始発駅を7時に出たも、駅によっては始発は15分過ぎても来ないのでしょう。地下鉄の始発が7時とは考えもしませんでした。米国首都の週末は皆さんリラックス、寝坊するようです。
2025年06月01日 14:35